細菌が増殖する条件とは?菌の増える意外な場所とは?

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梅雨時は食中毒が発生しやすくて、神経を使いますよね。

食中毒の原因になる細菌というのは、どうして増えるのでしょうか?

 

今日、国分太一のビビットで放送されていたのですが、
細菌が増殖するには条件があるそうです。

今回は、細菌が増殖する条件や、菌が増える意外な場所について、このビビットの放送内容をまとめてご紹介します。

 

 

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細菌が増殖する条件って何?

水・栄養・温度

この3つの条件が揃うと細菌が増殖しやすくなるのだそうです。

 

・食品は細菌にとっても栄養となる
・水分を利用して増殖、水分が50%以上で増殖
・多くの細菌は、10℃から60℃で増殖する

 

そして、こうした条件が揃うところ、

代表的なのがキッチンの

 

「ふきん」、「食器洗いスポンジ」、「三角コーナー」

 

だそうです。

 

こうしたところって、食品を扱う場所なので、菌によっては食中毒に繋がる怖いところでもありますよね。

実際にテレビであるお宅のこれらの菌の数を調べていたのですが、

 

ふきん 6000万個
スポンジ 3億個
三角コーナー 2億個
まな板 4万個

 

除菌をしていなければ、どこの家庭でもこの程度の菌があるでしょう、とのことでした。

無菌状態というのは無理だということがわかっていても、この数値がどういう状態なのか、よくわからないですよね。

 

そこで、番組内で比較していたのがこのふたつ。

 

三角コーナーの2億個という細菌の数は、
排水口の菌の数と同等、

 

そして、スポンジの3億個という細菌の数は、
トイレの掃除道具の菌の数と同等とのことです。

 

この比較はなかなか衝撃的、
それで毎日食器を洗っていると思ったらゾッとしますね。

 

このお宅での普段のスポンジの手入れは、

食器洗いが終わったら、スポンジをサッとすすぎ、固く絞って乾かす、という方法だそうです。

一般的にやっている方も多い方法ではないでしょうか。

 

番組で紹介されていたスポンジの除菌方法

この時、番組内で紹介されていたスポンジの除菌方法は、以下の通り。

 

スポンジの除菌はスポンジを一旦洗い、固く絞ります。

除菌ができる洗剤を8ml程度、多めにスポンジに含ませ、
まんべんなく洗剤が行き渡るように揉んで、
そのまま次使う時まで置いておく。

 

よくやりがちな間違いとして、

洗った後、洗剤が残っているので、そのまま放置すれば除菌できると思ったらこれはNG!だそうです。

スポンジに残っている汚れが菌の栄養分になり、除菌できるどころか、菌を増殖させてしまいます。

 

まずは、食器洗い後にしっかり洗って固く絞ってから、除菌洗剤を馴染ませるのが大事だそうです。

細菌は12時間で900倍から8,000倍に増殖するそうなので、こまめにキレイにすることが大切。

 

三角コーナーなどの細かいところは歯ブラシなどでこまめに綺麗にして、それでも落ちない汚れは塩素系漂白剤などで除菌すると良いそうです。

 

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意外?見落としがちな冷蔵庫に菌が増殖?

冷蔵庫は細菌の増殖から守ってくれると過信していませんか?

 

冷蔵庫の野菜室は、温度設定3~8℃と高め、
底に溜まった野菜くずや土が菌の栄養となり、野菜の水分もあり、菌が増殖しやすい場所でもあるのです。

 

冷蔵庫の中を掃除するときって、水拭きをすることが多いですよね。

でも、この水拭きによる水分で雑菌が増殖するので、乾いた布に除菌スプレーなどを使って掃除するのが良いそうです。

冷蔵庫の中身を全部出してアルコール除菌すると尚良いとのこと。
お掃除の間隔としては、季節ごとにきれいにして除菌すれば十分とのことでした。

 

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飲みかけのペットボトルのお茶にも注意

夏は手放せないペットボトル飲料、これも意外なところで注意が必要だそうです。

 

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ペットボトルで口を付けて飲んだ場合、上のグラフのように4時間後から細菌が増え始め、8時間以降から24時間経過すると急激に細菌が増殖。

冷蔵庫に保存しながら、4時間から5時間以内には飲んだほうが良いとのことでした。

 

ペットボトルに口をつけて長時間~数日保管するという方も少なくないのでは?

自分の菌なので、食中毒に直結というものではないようですが、細菌が増えるということは劣化しやすくなるということでもあるので、やはり注意したいですね。

 

 
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