エンテロウィルスって?感染したら症状は?ワクチン、予防はどうする?

公開日:  最終更新日:2015/11/15

ここ最近、原因不明の麻痺が起こるウィルスとしてニュースでよく目にするエンテロウィルス。

アメリカでも死者が出ており、国内でも感染者が発生しています。

聞いたことのない「エンテロウィルス」という感染症、いったいどんなものなんでしょうか?

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今回はエンテロウィルスについて、その感染経路や感染時の症状、ワクチンや薬、予防方法などについてご紹介します。

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エンテロウィルスってなんなの?

エンテロウィルスというのは、100種類以上あり、ポリオウィルスや手足口病、ヘルパンギーナなどもこのひとつで、夏から秋にかけて多く発生するウィルスです。

手足口病やヘルパンギーナは子供に多い夏風邪ですが、一年中見られます。
免疫が無ければ大人も感染する可能性があります。

2014年にはアメリカでエンテロウイルスD68型に感染、重症の呼吸器疾患が増加、1,000人以上の感染を確認し、一部に体の麻痺もあったとのとこ。
その大部分は子供で、この多くは喘息持ちの子供だそうです。

ちなみに、この時のアメリカの潜在的感染者は数百万人と言われているそうで、感染していても症状が出ないという方も多いのです。

日本では、2005年以降、200件以上の報告があったものの、2015年8月から9月にかけて都心部で気管支喘息様の症状で入院に至る乳幼児が急増、国立感染症研究所で検査し、エンテロウイルスD68型が検出されています。

中には集中治療室での治療や、人工呼吸が必要なケースなども少数ながら発生してるそうです。

この夏以降にせきなどの症状のあと、体のまひが出た子供が47人おり、そのうち2人からエンテロウィルスD68が検出され、現在国立感染症研究所がその関連性などを調査しているところだそうです。

エンテロウィルス感染、どんな症状がでるの?

エンテロウィルスに感染した場合、初期症状は発熱や咳で、その後肺炎や気管支炎など呼吸器系に問題が発生、さらに原因不明の麻痺を訴えることもあります。

ぜんそく症状を引き起こす呼吸器疾患で、

軽症なら発熱やくしゃみ、鼻水、

重症化すると、気管支炎や肺炎、呼吸困難などに陥ることがあります。
重症化により筋力が虚弱となり、脳神経機能に支障をきたし、麻痺が残ってしまうケースもあります。

エンテロウィルスの潜伏期間や感染期間はどれくらい?

エンテロウイルスが体内に入ってから、発病するまでの潜伏期間は、通常、3日から1週間。

周りへの感染については、エンテロウイルスが体の中に入って(感染後)約3日後から、発病してからその10日後までの間、感染拡大の恐れがあります。

エンテロウィルスに対するワクチンは?お薬は?

現時点では特効薬の無いエンテロウィルス。

予防できるワクチンはないのでしょうか?

現在、エンテロウィルスに対するワクチンはポリオワクチン以外にはまだありません。

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エンテロウィルス感染症の予防方法は?

エンテロウィルスはインフルエンザと同じ飛沫感染や接触感染が主体となりますので、インフルエンザ同様の予防を心がけましょう。

通常、夏から秋に多く発生するエンテロウィルスですが、今年は来年1月頃まで注意が必要と言われています。

去年に比べてD68検出数が多く、なかなか収束しない可能性があるのです。

エンテロウィルス感染症の予防には、こまめな手洗いとうがいが最も有効です。

また、塩素系の消毒液が有効、100℃以上で1分間の加熱での殺菌も可能とのことです。

特に気管支の弱いお子様がいるご家庭では感染に注意したいですね。

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