冬至っていつ?かぼちゃを食べる理由とは?冬至の食べ物って?

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日本にはいろいろな風習がありますが、そのひとつに冬至があります。

冬至とはなんでしょうか?

冬至っていつ?

2015年の冬至は12月22日(火)です。

冬至とは、夜が最も長く、昼が短い日。
夏至から徐々に日照時間が減っていき、南中の高さも1年で最も低くなることから、太陽の力が一番衰える日と考えられてきました。

冬至をさかいに、ここからは日が長くなり、再び太陽のちからが強まっていく、復活祭的な意味もあるようです。

そんな冬至には「かぼちゃ」を食べる風習がありますね。

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地域によりますが、朝や午前10時頃に食べると良いとされているところもあるようです。

でも、なぜかぼちゃなのでしょうか?

かぼちゃに冬至、その理由とは?

冬至に「ん」のつくものを食べると「運」を呼べるという言い伝えがあり、
かぼちゃ=南瓜(なんきん)とのことで、げん担ぎの意味もあります。

最近では冬至にかぼちゃを食べて風邪予防というのはよく聞きます。

かぼちゃは夏から初秋にかけて収穫される野菜です。

種類にもよりますが、かぼちゃは収穫から3ヶ月ほどねかせることででんぷん質が糖質に変化し、甘みが引き出されてからのほうがおいしくなります。

一般的なかぼちゃはこのように長期間の保存が可能で、日本では緑黄色野菜が少なくなる冬に食べることが多かったようです。

冬にかぼちゃを食べるのには、夏に収穫するかぼちゃがちょうど美味しくなる時期だという理由もあるわけですね。
また、かぼちゃにはビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、カロチン、カルシウム、鉄分など豊富な栄養が含まれています。

この栄養豊富なかぼちゃには風邪予防、免疫力を高める、身体を温める働きがあります。

冬は野菜不足になりがち。
昔の人も、保存がきいて栄養価の高いかぼちゃを大切な栄養源としていたのがわかりますね。

このかぼちゃを食べて冬に風邪を引かないように、とこれまで引き継がれてきた風習です。

冬至の食べ物はかぼちゃだけ?

地域によっても慣習があるようですが、冬至に食べるものとして

かぼちゃと小豆

冬至がゆ(小豆がゆ)

こんにゃく

などがあります。

こんにゃくは昔から胃腸のお掃除役として大晦日や節分に食べられていて、冬至にも「砂おろし」としてこんにゃくで体内に溜まった砂を出すとして食べる風習があります。

まとめ

冬至といえば、かぼちゃも有名ですが、柚子湯もよく知られていますね。

ゆずは融通が効く、冬至は湯治とかけて、語呂合わせで柚子湯という説もあります。

昔の人はこういう語呂合わせが好きですね^^

でも、実際かぼちゃも柚子湯も身体を温め、風邪を予防するなどの効果的なものがあるのも事実。

ちなみにかぼちゃの栄養分はバターや油で調理するとより吸収率が高まります。

元気に冬を乗り越えるためにも、この風習を引き継いでいきたいものですね。

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