京都観光はバスと電車どっち?メリットデメリットは?

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京都に行くと、見たいところがありすぎて困ってしまいますよね。
いざ行先が決まっても、今度は交通機関をどうするか。

バスや地下鉄があり、さらに乗り放題のフリーパスもあったりして。

先日京都に行ってきたので、バスや電車、タクシーなど、観光の際の交通機関について、ご紹介します。

今回は80歳過ぎの母も一緒に行ったので、そういった目線でも参考になればと思います。

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京都観光はバスと電車 どっちがいいか、実際試してみた

京都観光って、あちこちに名所があって、効率よく巡るには徒歩だけではとてもまわり切れません。

そこで選択肢としてあげられるのが、バスと電車。

京都観光に便利な、フリーパスがあるので、このどちらか、もしくは両方という選択肢から選べます。

京都 地下鉄バス一日券

京都 地下鉄 バス二日券

  • バス一日券       600円
  • 地下鉄一日券      600円
  • 地下鉄・バス一日券   900円
  • 地下鉄・バス二日券  1,700円
    (子供半額)

こういった選択肢があります。

※他にも嵐電などの乗り放題チケットもあります。詳細はこちら(京都市交通局HP)

京都観光 地下鉄一日券を使ってみた

京都の地下鉄

先日行ったときは、2泊3日の京都旅行だったのですが、

1日目は、地下鉄のみのフリーパス
2日目と3日目は、バスと地下鉄共通の2日間フリーパス

を利用しました。

1日目は、お昼過ぎに到着したので、それほど巡る時間もなかったし、日曜日ということもあり、混雑を考えて地下鉄のみの切符を購入しました。

京都市営地下鉄の全線が1日乗り降り自由で乗り放題になります。

地下鉄は、時間通りに来るのがいいんだけど、駅構内をかなりの距離歩きます。
同じ駅でも出口がいろいろあって、それぞれの距離も結構あります。

また、駅が古いので、地上に上がる際、階段しかないというところもたくさんあって、母だけでなく、なかなかに体力が必要でした。

電車の社内は、比較的ゆったりめの作りで、電車自体は快適です。

京都観光 地下鉄・バス乗り放題の二日券を使ってみた

京都の地下鉄バス二日券

2日目と3日目は、バスと地下鉄、どちらにも乗れるフリーパスの2日間バージョンを購入しました。

バスは、市バスと京都バスの均一運賃区間乗り放題です。

バスだけだと、時間もかかるし、一部地下鉄が使えたほうが効率がいいかな、ということで地下鉄もバスも乗れるチケットを選択しました。

結果としては、二日券の1日目はバスのみ、2日目は地下鉄とバスに乗りました。

バスは、たくさん走っているので、割と待ち時間も少なく、ちょっとの距離ならバスが便利。
主要なところは、10分から15分に1本くらいの間隔で走ってます。

ただ、たくさんのバスがあり、路線図がちょっと複雑。
バスの路線図は必携、こちらをカラーでプリントしておくと便利です。

京都観光 地下鉄・バスなび(京都市交通局HP)

例えば、バス停の名前は同じだけど、乗る場所が複数あったりしてわかりにくいところもありました。

路線や乗り場など、慣れが必要だったけど、慣れればとっても便利。
もうすぐ到着するバスが今どのあたりか、という表示も各バス停にあるから、ストレスなく待てます。

京都の地下鉄・バス路線図

例えば、この地図の下の方にある「四条河原町」バス停から、「金閣寺道」へ行くとすると、バス停(駅)のところにある番号が一致するものを探せばいいんです。

両方のバス停に共通するのは、12番、59番、205番なので、そのどれかのバスに乗ればOK。
それぞれの番号と同じ色のラインを通ります。

12番なら北大路堀川、四条堀川を通る青い色のルート
59番なら千本北大路、堀川今出川、川原町今出川を通るピンク色のルート
205番なら西ノ京円町、西大路四条を通る紫色のルート

というように、それぞれのルートを把握することができます。

バスの番号は、バスの行先表示のところに大きく表示されてます。

今回京都でバスを利用した中で、一番混雑していると感じたのは、12月10日の火曜日で、紅葉もほとんど終了という頃だったのですが、それでも非常に混雑していたのは、京都駅から金閣寺に向かうバスでした。

紅葉シーズン終盤ながら、修学旅行の学生さんがたくさんいて、かなりの長蛇の列、京都駅発のバスは満員、途中で降りる人はほとんどいなくて、さらにどんどん乗ってくるので、かなり混雑してました。

ちなみにこの時は、京都駅から「金閣寺道」バス停まで、渋滞などにはまることはなく、30分ほどでした。

それ以外は、それほど混むこともなく、こまめに快適に移動できるので、かなりの回数バスを利用しました。

バスは、1回乗ると均一料金で230円なので、1日フリーパスでも3回乗れば元が取れます。

京都観光 地下鉄・バス一日券のおすすめプラン (京都市交通局HP)

バスは、かなりの本数が走っているので、それほど長い時間待たずに乗れますが、各名所まで徒歩での距離が結構あるケースが多かったです。

例えば、

銀閣寺 「銀閣寺」バス停から徒歩15分
南禅寺 「南禅寺・永観堂道」から徒歩10分

バス停から歩いて10分15分というところも多いので、母は移動でかなり体力を消耗したようです。

そのため、時にはタクシーを使うこともありました。

時にはタクシーも取り入れて効率アップ

京都観光のタクシー

今回は、母を含め4人での旅行だったのですが、タクシーもかなり利用価値がありました。

タクシーだとお金はかかるけど、すぐそばまで連れて行ってくれるのが非常に便利。
駅から徒歩10分15分程度のところであれば、600円前後で済みます。

ちなみに、観光タクシーは貸し切りで1時間5,200円と決まっているそうです。

私たちは、時間がないとき、疲れたときなどこまめにタクシーを利用しましたが、ほんと、助かりました。タクシーはかなり多いので、割とすぐつかまります。

タクシーの運転手さんも様々で、ほとんど何もしゃべらず、話しかけても全く話を弾ませようとしない運転手さんから、サービス精神旺盛で、楽しいおしゃべりをしてくれる関西のおっちゃん、ってタイプの方と大きくわけて2パターンいて、貸し切りするなら楽しい運転手さん、知識のある運転手さんのタクシーがいいよな~って思いました。

今回私たちは利用しませんでしたが、運転手さんによると、1日貸し切りでも、やっぱりタクシーの運転手さんによっては案内先も変わってくるそうです。いい運転手さんに当たるといいですよね。

また、最近では中国系のタクシー会社も進出してきているらしいので、観光でフルに活用するつもりならタクシー選びは慎重にしたいところです。

京都の乗り放題 範囲外の観光地

京都のバスや電車の乗り放題では、範囲を外れる観光地もあります。

例えば、

  • 貴船・鞍馬エリア
  • 宇治エリア
  • 大原エリア

などは範囲から外れています。
もちろん、追加料金を支払えば、いいのですが、そういった方面を重点的に巡るのであれば、乗り放題の切符はピントがずれちゃいます。

京都観光 地下鉄・バス路線図(京都市交通局HP)

京都観光 バスと電車のメリットデメリットまとめ

京都観光 バス乗り場

桜や紅葉など、観光シーズンのピーク時だと、人混みだけでなく、車やバスの渋滞もスゴイので、バスより地下鉄がおすすめです。

地下鉄は時間が正確、渋滞に影響されないというのが大きなメリットですが、かなり歩くし、階段しかないところもあるのがデメリットですね。

バスは、たくさん走っているので、こまめな移動にも便利。路線図を持っていればかなり便利に使いこなせるというのがメリット。
デメリットとしては、混雑や渋滞に弱いことですね。

結論として、京都観光はバスも電車も併せてハイブリッドでいくのが便利。
特に、京都の中心部をメインに巡るならバスがあると超便利。

地下鉄は1回乗れば220円から360円はかかります。
バスは均一区間で1回230円。

これをそれぞれ1日乗り放題のチケットを購入すれば600円。
バスも地下鉄もどちらも乗り放題にするなら1日900円、2日間なら1,700円で済みます。

こうした交通機関を把握してから出かけると、かなり効率アップできます。バスや電車、どちらがいいか都度考えていると、時間も無駄になります。というのも、京都の観光は夏なら5時頃まで、冬なら4時、4時半頃までで終了してしまうところが多くあります。


これは銀閣寺の拝観時間です。

移動時間は思っている以上に時間と体力を使うので、交通手段を含めたプランニングをしっかりしておかないと、効率よく巡ることが難しくなります。

私たちは1日目、時間もあまりなかったので地下鉄だけの乗り放題1日券を購入したのですが、サッと乗れるバスもあったほうが便利だったな、と思いました。

2日目は、結果としてバスしか乗らなかったけど、いつでも地下鉄という選択肢があるというのも気が楽だったし、バスもかなりの回数乗ったので、十分に元はとれました。

市内を重点的に回るのなら、バスだけでもいいかも。

3日目は、バスも地下鉄もフル活用できて、かなり満足できました。

もちろん行先にもよるけど、足を延ばして長距離移動するなら地下鉄も欠かせないし、こまめな移動には階段の多い地下鉄よりバスが便利。

京都では、施設観光だけでもかなりの距離歩くので、街中の移動ではなるべく体力を温存しておきたいところです。

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レンタサイクルも活用したい京都観光

今回は母も一緒だったので、自転車は利用できませんでしたが、たびたび自転車があれば良かったなぁ、という場面がありました。

特にこのものすごい距離を歩く京都御所。

ここでは、この通り、果てしなく広く砂利道で、歩くのもかなり大変でした。
しかも、私たちは月曜日に行ったので、周りを一周してやっとその日が休みだということがわかって、ただ疲れただけだった( ;∀;)

京都迎賓館だけは見られましたけど。

で、この界隈でご飯を食べようとしたけど、なかなか見つからず、自転車があればなぁってほんと思いました。

京都御所の敷地を歩いただけで、もうみんなへとへとだったんですよね。

自転車があれば、ゆっくり走りながらちょっとしたところで立ち止まることもできるんですよね。京都は、ちょっとした路地裏とかそういったところこそじっくり見たいので、自転車での観光はおすすめです。

ただし、迷惑駐輪などに厳しいので、その点はご注意を。

京都市サイクルサイト

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京都観光 バスや地下鉄のフリーパスの購入場所 どこで買う?

地下鉄・バス一日券、二日券

一日券 900円(こども450円)
二日券 1,700円(こども850円)

京都の地下鉄・バス一日券、二日券の購入場所は

  • 市バス・地下鉄案内所
  • 定期券発売所
  • 市バス営業所
  • 地下鉄駅窓口

で購入できます。

バス一日券

600円(こども300円)

京都のバス一日券の購入場所は

  • 市バス・地下鉄案内所
  • 定期券発売所
  • 市バス営業所
  • 地下鉄駅窓口(大人のみ)
  • 市バス車内

地下鉄一日券

600円(こども300円)

京都の地下鉄一日券の購入場所は

  • 定期券発売所
  • 市バス・地下鉄案内所
  • 地下鉄駅窓口
  • 地下鉄駅券売機(当日利用のみ)

地下鉄のみ、バスのみの1日乗り放題のフリーパスは地下鉄の駅の券売機でも買えましたが、一部売り切れがありました。
バスの中でも買えるようですが、売り切れることもあるので、バスの案内所や営業所で購入するのが確実みたい。
バスと地下鉄共通の2日間フリーパスは、宿泊したホテルでも購入できました。

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京都の乗り放題 フリーパスの使い方

フリーパスの使い方は簡単です。

京都 地下鉄1日券の使い方

地下鉄の場合は、自動改札に入れて通るだけです。

京都 バス1日券の使い方

バスの場合は、はじめてつかうときだけ、バスを降りるときにカードを通すところに入れます。これで、カードの裏面に日付が入ります。

2回目以降は、その日付を運転手さんに見せるだけでOKです。

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京都観光 乗り放題のフリーパスは特典付き

京都のバス一日券と地下鉄一日券には、それぞれ特典があります。
購入したらチェックしておきましょう。

京都観光 バス一日券の特典

京都のバス一日券は、以下の特典が受けられます。

利用日当日に「弥栄会館ギオンコーナー」,「京都水族館」,「よしもと祇園花月」,「東映太秦映画村」,「京都鉄道博物館」及び「ギア専用劇場」での優待割引がお受けいただけます。(「弥栄会館ギオンコーナー」では大人券・大人料金のみ割引適用)

詳細はこちら(京都市交通局HP)

京都観光 地下鉄一日券の特典

京都の地下鉄一日券は、以下の施設の優待割引が受けられます。

大人券 … 二条城,京都文化博物館,京都市動物園,無鄰菴,京都国際マンガミュージアム,弥栄会館ギオンコーナー,京都水族館,よしもと祇園花月,京都府立植物園,東映太秦映画村,京都鉄道博物館及びギア専用劇場
小児券 … 京都文化博物館,京都国際マンガミュージアム,京都水族館,よしもと祇園花月,東映太秦映画村,京都鉄道博物館及びギア専用劇場

詳細はこちら(京都市交通局HP)

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さいごに

京都観光には、バスや地下鉄での移動が欠かせません。
土地勘がほとんどなく、最初はどの交通機関でどういったらいいのか、わけがわからなくてちょっと時間を無駄にしてしまったので、ここに備忘録として残しておきます。

あなたの京都旅行のヒントになれば嬉しいです。
どうぞ良い旅を♪

 

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