部屋の臭い、気になりますか?
なんだかわからないけど、部屋が臭う。
そんな時、とりあえず芳香剤を置いたり、お香を焚く、なんていう対策(?)は、できれば避けた方が良いでしょう。
元々臭いのあるところに、別の臭いをもってくれば、どんなに良い香りのものでもさらなる悪臭を生み出すかもしれません。
今回はそんなあなたのために、ごく一般的な人の暮らしの生活臭についての対策や消臭方法をご紹介します。
部屋の臭いの原因になるものは?
臭いをごまかすことの前に、臭いの原因を探り、臭いの元を断つことから始めましょう。
ゴミ屋敷のようにゴミを溜めていたりすれば臭いがするのは当たり前ですが、そうでない場合、何が原因となっているでしょうか?
部屋にある臭いの付きやすいものと言えば、
・生ごみなどのゴミの臭い
・常温保存の食品や野菜、果物の腐敗臭
・排水口等からの臭い
・洗濯物・衣類の臭い
・ソファ、カーペットなど布製の普段洗えないものの臭い
・カビ
・たばこ
などが考えられます。
あなたの部屋の臭いはどれに当てはまりそうですか?
部屋の臭い、対策あれこれ
個別の臭い対策について、以下のような対策はいかがでしょうか?
【生ごみ対策】
生ごみを捨てる時に除菌スプレーをかける
生ごみは水分が残っていると臭いの原因となりやすいので、なるべく水気を切り、新聞紙にくるんでゴミ箱へ。
ゴミ箱にゴミ袋をかけたら、ゴミ袋の底に新聞紙を敷いておくと、臭いを吸ってくれます。ゴミ袋を掛ける前のゴミ箱の底にも敷いておくと、ダブルで消臭してくれます。
ここに重曹も振りかけておけば、さらに効果的ですね。
【洗濯物対策】
スポーツをして汗まみれになったような衣類はそれだけでも臭います。こうした時は、重曹を直接ふりかけましょう。選択するときはそのまま洗濯機へ入れます。
【リビング対策】
ソファやカーペットに重曹を振りかけ、しばらく置いてから掃除機で吸い取ります。
夜寝る前に振りかけて、翌朝お掃除すればさらに効果的です。
【下駄箱対策】
靴を置く棚に新聞紙を敷くことで、吸湿や脱臭作用があります。
見た目を気にするなら、所々に新聞紙を畳んで置くだけでも効果があります。
また、重曹を古い靴下などに入れて、靴の中などに入れることでも消臭効果があります。
【魚焼きグリルの臭い対策】
調理中の臭いは換気扇を回すこと、窓を開けるなど、通気口を作ること、などが上げられますが、魚を焼いた時の臭いなどは結構強い臭いがしますね。
魚を焼いた後、水を張ったグリルのお皿にお茶の葉を入れましょう。出がらしでも十分です。ドリップコーヒーのカスでもOK。数分加熱することで臭いが消えます。
魚を調理するときって、内臓やアラが出ますね。このアラの部分をそのまま生ごみでゴミ箱に入れると、あっという間に腐敗して、ゴミ箱にまで臭いが染み付いてしまいます。
そうした時は、アラの部分は下ろしたときに新聞紙にまとめてくるんで、ビニール袋に入れ、ゴミの日まで冷凍保存しておけば臭いもしません。
生ごみから拾うと冷凍庫に入れるのは抵抗がありますが、魚を下ろしながらアラの部分のみ新聞紙に分けるだけですから、冷凍庫に入れても気になりません。
【排水口対策】
・重曹とお酢/2:1~1:1の割合で
まず臭いの排水口に重曹をふりかけ、お酢を少しずつ注ぐ。
シュワシュワ~っとなります。1時間ほど放置して、その後、よく洗い流します。
・重曹とクエン酸とお水(水200ccにクエン酸小さじ1程度)
排水口に重曹をまんべんなくふりかけ、その上からクエン酸を溶かした水をスプレーします。
これらの組み合わせで利用するときは、塩素系の漂白剤と混ざると猛毒が発生して危険です。絶対に併用しないでください。
重曹もクエン酸も、食品に使われているものですから、それ自体は安心な材料ですが、くれぐれも組み合わせるときは注意してくださいね!
部屋の臭いを消す方法、効果的なのは?
まず、部屋自体に何かしらの臭いが染み付いていしまっているという場合は、
まず換気を徹底します。
空気が停滞していれば、臭いも停滞して臭いが染み付きやすくなりますので、日頃からこまめに換気に努めましょう。
そして、壁やクロス、建具などをきれいに水拭きしてみましょう。
重曹小さじ1杯程度を200ccの水に溶かしたものをスプレーしながら拭き取れば、汚れも取りやすくなり、臭いも消えます。
その他、臭い消しにはこんな方法もあります。
◆重曹
コップなどに入れ、部屋に数カ所置くだけで消臭効果あり。
この効果は2~3ヶ月持続します。
重曹は臭い取りに使えますが、アンモニア臭にも効果的。トイレにもおすすめです。
また、油汚れや皮脂汚れ落としにも効果があります。
汚れを落としながら臭いもすっきりさせましょう。
◆新聞紙
強い脱臭効果があります。
古本屋さんなどで購入してたばこなどの臭いが気になるものがあったら、10ページ置きくらいに新聞紙を挟んで、さらに新聞紙でくるみ数日、新聞紙を取り替えながらこれを繰り返すと、新聞紙がその臭いを吸ってやがて臭いが消えます。
吸湿効果もあるので、湿気が多い場所で利用するのも効果的ですね。
まとめ
お部屋の臭いはなかなか自分では気づかないものです。
換気やお掃除でなるべく臭いが染みつかないようにお手入れをしたいですね。
臭いの原因を突き止め、その原因をしっかり排除して快適な住空間で、ステキなアロマの香りでも楽しみたいですね♪
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