7月10日から、東京都で「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」がスタートしましたね。
このLED電球1個の無償交換をするためには、いくつかの注意事項があります。
対象となる方、対象となる白熱電球の種類、交換する店舗など、交換に行く前にいくつか知っておきたいこともあります。
そこで今回は、このLED電球交換、どのように手続きするか、印鑑は必要?交換はいつまで?などなど、細かい疑問についてわかりやすく、丁寧にご紹介します。
白熱電球をLED電球に交換できる対象者とは?
・都内に住所を有する18歳以上の都民
・1人1回まで
・配布されるLED電球は1人1個まで
家庭の省エネを目的としているため、法人や自治会などの電球は対象外です。
電球の交換に必要な書類は?
対象者が電球を交換してもらう時は、本人が店頭に本人確認書類を持参して来店することが必要です。代理人による交換はできません。
・本人確認書類(持参するのみ、コピーは不要、店頭でもコピーは取りません)
運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、年金手帳、パスポート、住民基本台帳カード、身体障害者手帳等の各種福祉手帳等、公的機関発行の身分証で、「氏名、生年月日、現住所」が確認できるもの。
ただし、マイナンバー通知カードは本人確認書類になりませんのでご注意を。
都内に居住していても、住民票を都内に移していない場合は対象外となります。上記に該当する本人確認書類を持参できない場合も交換はできません。
・受領証
インターネットでダウンロード、もしくは参加協力店でも交換の際にもらえます。記入個所はありますが、印鑑を持参する必要はありません。
家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業
参加協力店一覧はこちら(都内どこの店舗でも交換OK)
家庭における LED 省エネムーブメント促進事業「受領証」 はこちら
ちなみに、LED電球を交換した都民の情報はすべて集約され、万が一同一人物の複数交換など不正が発覚した場合は、補助金相当額を請求されるという罰則があるようですので、くれぐれも不正はされませんように。
交換してもらえる電球の条件
交換してもらうためには、以下の全ての条件を満たす電球を2個以上持参する必要があります。(2個以上持参しても、交換してもらえるLED電球は1人1個まで)
・現在家庭で使用中のもの
・36W以上の消費電力のもの
・2個のうち1個は口金サイズがE26であること
ただし、新品、未使用品の電球や、すでにフィラメントが切れている、破損しているような電球は交換の対象外となります。
交換してもらえるLED電球は?
・口金サイズがE26のもの
・A型電球(一般電球のこと)
・60Wまたは40W型相当
こういう一般的な形状がA型の電球 ↓
ただし、各家庭の使用用途、規格などにより、参加協力店が選定、本人からのメーカーや品番の指定はできません。
お店での電球交換手順
参加協力店に白熱電球と書類を持参、店頭で電球の規格を確認、説明を受ける。
↓
不正防止のために、店舗にて、白熱電球をハンマーで叩いて使用不可にする。自分で割って持参するわけじゃありません!
↓
LED電球を受け取ります。LED電球には、転売禁止シールが添付されます。
↓
受領証を提出
↓
参加協力店から納品書を受け取る
なんと、不正防止のため、持参した電球はハンマーで叩いて割るってことなんですね^^;
たしかに、エコにするために交換するのに、エコじゃない電球も使い続けたら意味ないですからね。
LED電球の交換はいつまで?
7月10日(月)から交換開始、
交換期間は1年間です。
ただし、事業の予算がなくなり次第終了となります。
白熱電球をLEDに交換するメリットは?
白熱電球をLED電球に交換するとき、LED電球のお値段の高さがネックになりますよね。
ですが、この交換を行うと、電球代を入れても約7ヶ月で元がとれる計算になるんです。それほどに白熱電球は電気代が高く、LEDに交換すると電気代が大幅に節約できるということなんですね。
何より、LED電球にすると、それ自体の寿命が長いため、電球交換の手間も省けるので、メリットは大きいのです。
また、LEDは虫が寄り付きにくいという特長もあります。これはいいですよね。
これを機会に、白熱電球のLED電球化を検討してみてはいかがでしょうか。
ただ、天井に取り付けているシーリングライトや、直管形のランプなどについてはLED電球に交換するためには照明器具ごと交換しなければならいものがほとんどです。
せっかく電気店に足を運ぶので、ついでにこうした情報もアドバイスしてもらうと良いですよ。
最後に
手続きとしては、簡単に言えば、「2個以上の条件を満たす白熱電球と、本人確認書類を持って都内の参加協力店に行けば良い」これだけです。
この事業の予算はなんと15億円だそうです。
1人1つのみですから、すぐに無くなるということはないと思いますが、あまりギリギリになるともしかしたら予算が無くなるということもあるかもしれません。
かといってスタート間もなくは混雑も予想されるので、あまり遅くならないうちに忘れずにお手続きをされるようにおすすめします。
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