ドライヤーを使ってたらコードが熱いんだけど!
このドライヤー、使い続けても大丈夫?
実は我が家で使っていたドライヤーがまさにこういった状態になりました。
毎日使っているドライヤー、ふとコードが肌に触れたら熱いんです。それもほんのり温かいとかじゃなく、「アツっ!」てなるくらいに。
今回は、このドライヤーのコードが熱い場合、使っていても大丈夫なのか、修理などできるのか、などについてご紹介します。
ドライヤーのコードが熱い!使っても大丈夫?
ドライヤーのコードが熱い場合は、使い続けるのは危険です。
実際私は、過去にドライヤーを使用中、コードからバチバチっと火花が出てショートしたことがあります。
そりゃもう驚きました。
その時は、特にコードが熱いとか気づかなかったんですけど(冬場だと厚手の長袖だから気づきにくいかも)ね、突然火花が出て、火事になるかと思いました。
一瞬火花が出ただけで、火傷なんかもなかったのが幸いでしたが、おそらくなんらかの異常はあったのでしょう。
慌ててコンセントを抜いたのですが、コードが一箇所破損、焼け焦げていました。
それはず~っと前の話なんだけど、
実はまた、最近使っていたドライヤーに不具合が出たんですよ。
ドライヤーしてたら、なぜかコードが熱くなってることに気付いたんです。それもすごく熱い。
肌が触れたら、アツっ!ってなるレベル。
さては、以前の火花が出た時の前触れだな、と。それで、すぐに使用を中止しました。
ドライヤーって毎日、1日に数回、家族も使うなら結構な頻度で利用しています。その分、コードも傷みやすいんですよね。コードが傷むと、こんな風に発熱したりします。
コード損傷の原因は?
実は、このコードの損傷、誰でもドライヤーを使う上でやってしまってることが原因だったりします。
- コードを本体に巻きつける
- コードがよじれている
これってどこの家庭でもよくあることじゃないでしょうか?あなたのドライヤーはいかがですか?
いずれもドライヤーにはよくありません。こうした使い方は、コードの内部に無理がかかって、損傷の原因になってしまいます。
コードの中には導線が入っていて、その導線に損傷があると電流をうまく流すことができず、そこから発熱してしまうのです。
コードが異常に熱くなったような場合は、ドライヤーの動作がおかしくなったり、火花が出たり、発煙、発火ということにつながります。
我が家では、コードを本体に巻きつけてないし、コードがねじれてもこまめに直していました。
ですが、、、棚にS字フックをかけ、そこにドライヤーを引っ掛けてぶら下げていたんです。
ぶら下げているときは、コードがこんな状態になってました。
改めて見ると、かなり無理のある角度になってますね~。
ドライヤーの付け根、根元の部分にすごく負担がかかっているのがわかります。
コードを抜いて、まとめてからぶら下げれば良かったのですが、コンセントは挿しっぱなしにしてぶら下げていました。
ズボラさんの、とっても悪いお手本です。
結果、気付いたらここまでなっていました。
熱でコードの被覆が破損、中の導線がむき出しになっています。幸い、ちょっと早めに気付いたので、火花も出ず、焼け焦げていませんが。
長期間、ぶら下げておく保管方法で、コードの根元部分を損傷してしまったのですね。
ぶら下げているときは逆Vの字状態、使う時はまっすぐになる、といったことを繰り返していたら、そりゃ導線も断線してしまいますよね。
もう少し使い続けていれば、また火花がバチバチっと発生していたことでしょう。危なかった。
ドライヤーの取説、読んだことある?
ところで、ドライヤーを買ってきて、取扱説明書を読んだことってありますか?
いや、たぶん無いですよね。
ドライヤーなんて、使い方も何もないから、まず読まないんじゃないかと。
私も、もちろん一度も読んだことがありません。
でも、この機会に手元にある改めて読んでみたら、ちゃんと書いてありますよ、たくさんの注意事項が。
・電源コードは必ずゆとりをもたせて使用する
電源コードが引っ張られたり、屈曲が繰り返されるとショートします。
まさにこれ、我が家は実践、めちゃめちゃ屈曲させてました。
他にも、
・電源コードや電源プラグが傷んだり、コンセントの差し込みがゆるいときは使用しない。
感電・ショート・発火の原因となります。・電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったりしない。また重いものを載せたり、挟み込んだり、高温部に近づけたりしない。
電源コードが破損し、火災・感電の原因となります。・本体に電源コードを巻き付けない。また、電源コードを束ねたまま使用しない。
電源コードがねじれて断線・ショート・火災・感電の原因となります。・電源コードがよおじれたままでは使用しない
・通電したまま放置しない。
火災の原因となります。
などなど書かれていました。ふむふむ、私の場合、心当たりがありすぎました。
なるほどね、火花出たり、コードが熱くなるわけだ。ちゃんと取説読んで、正しく使いましょう、ってことですね。反省。
ドライヤーのコード、修理できる?
電気製品に詳しく慣れた方なら、断線した導線をつなぎ直すという修理ができないことはないようです。
ですが、電気製品は間違うと火災につながったりすることも。素人さんが知識もなく修理するというようなものでは無いみたい。
我が家では残念ながら電気に詳しい人もいないので買い替えました。
下手に修理して、火花出たらやだし。
そもそも高いドライヤーでもなかったし、かなり長い年月使ったので。
家電修理店などに持ち込めば修理は可能かもしれませんが、買った方が安いかも。それほどこだわりなければ、そこそこいいドライヤーが数千円で買えますからね。
さいごに
ドライヤーのコードが熱くなったら、すぐに使用を中止しましょう。
火花や発煙、発火などに繋がりますし、そうした不具合により火傷などのケースもあるようです。また、修理などの加工は、取説にはNGと書かれていますので、念の為。
ドライヤーを使うときはともかく、収納の際にコードに無理な負荷がかからないように、上手に保管したいですね。
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