冷えの改善に酒粕効果 酒粕の食べ方 保存期間・保存方法は?

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私は若い頃から冷えがひどく、ある日漢方医に診てもらったら、「冷えがかなり強い」と診断されました。

漢方医から渡された身体を温めるもの、冷えるものの表を見てみたら、季節柄、トマトやきゅうり、ナスなど身体を冷やすものばかり食べていた私。

さらに、果物でもキウィや梨、バナナなども身体を冷やすものばかり。

それで、温める食べ物を増やそうと、リストを眺めていると、その中に日本酒と書かれていました。

私は日本酒は一切飲まないけれど、酒粕が好きなのです。

これはいいもの見つけた!というところから、酒粕についていろいろ調べてみました。

冷えの改善に酒粕はいかが?

酒粕では、米麹などを発酵させて作る砂糖を加えない自然の甘さの甘酒とは異なる、砂糖を添加した甘酒を手軽に作ることができます。

私が小さい頃に飲んで嫌だと思ったのは、この酒粕の甘酒の方でした。

ところが、大人になり、酒粕の美味しさを知ってしまったので、今はどちらも好きです。

甘酒は飲む点滴と言われるほどにどちらの甘酒も栄養豊富です。

ただ、毎日飲むとなると、私としては、酒粕で作る甘酒の方がかなり手軽で安価だと思います。

私がいつも購入する酒粕は近所のスーパーで購入できる月桂冠の酒粕なのですが、その月桂冠のホームページを見ると、このようなことが書かれています。

『月桂冠総合研究所は、酒粕のたんぱく質を分解処理して生じたペプチドに、冷え性の血流改善効果があることを確認しました。

血管内皮の培養細胞への「酒粕分解ペプチド」添加により産生する一酸化窒素の血管拡張により、血流を改善させることも確認しました。』

なんと、やはり酒粕には身体を温め、冷えを改善する血流改善効果があるんですね。

実際、私も飲んだあとは長い時間、身体が内側からポカポカ、じわじわと温かくなり、夜、軽く済ませた夕飯のあとに軽くコップ一杯の酒粕を入れたドリンクを飲むと、夜冷えることもないのです。

ちなみに、この酒粕は身体を温める効果だけでなく、たくさんの栄養素も含んでいます。

タンパク質や、ビタミンB群、葉酸、パントテン酸、食物繊維

これらの栄養を含み、糖尿病やガン抑制、高血圧抑制、肥満予防、健忘症予防、脳梗塞予防、骨粗しょう症予防、アレルギー体質改善、狭心症・心筋梗塞・動脈硬化予防、美白効果、、、などが期待できるのです。

そうそう、お酒のおつまみに酒粕を使ったものを食べると、アルコールの吸収が緩やかになるので、二日酔いを防止のだそうです。

日本酒など、お酒をよくお飲みになる方は試してみてはいかがですか?

酒粕の食べ方

このように、お酒のおつまみとしても最適な酒粕。

簡単なのは、板状の酒粕をトースターで焼くだけ。

酒粕自体をピザ生地代わりにして、相性の良いチーズを乗せて焼いても美味。

一口大にしたものを天ぷらしてもクリーミで美味しいのです。

その他、練りタイプの酒粕なら、

豆腐の白和えに加えたり、

お味噌と酒粕を同量混ぜたものに、酒、みりんを適量混ぜ、お肉やお魚を漬け込んで焼いてみたり。

身体を温める根菜類をたっぷり入れた粕汁もいいですね。

一番手軽で日々取り入れられるのが酒粕ドリンク。

私は、コップに練りタイプの酒粕とはちみつをスプーン各山盛り1杯、それをコップの中で練って、柔らかくなったら豆乳を少しずつ注ぎ、レンジで温めます。

すると、さっぱりタイプの甘酒になりほっこりと頂けます。豆乳は牛乳で、はちみつは家庭にあるお好みの甘味料でも大丈夫です。
割合はお好みで調節してみてください。

酒粕にはアルコールが入っていますから、アルコールを摂取してはいけない場合には、しっかりと鍋などで加熱し、アルコール分を飛ばしてくださいね。

「月桂冠社員の酒粕レシピ」なんていう本も出版されていますので、ご興味のある方はご参考に^^

酒粕の保存期間、保存方法は?

酒粕を買ってきたら、冷蔵庫で保存します。
乾燥を嫌うので、密閉すると良いです。

密閉していれば、冷凍保存も可能なので、大量にあるときは小分けにして冷凍するといいですね。

酒粕は発酵食品のため、白い斑点やピンク色になることがありますが、品質上問題はないそうです。

まとめ

栄養効果の高いものでも、こまめに摂取できないと効果も半減。

酒粕はなんだか親しみにくい気がしていましたが、主役級から、調味料としてまで、意外と応用力のある食材です。

身体の冷えは万病のもとですから、冷え性改善のためにも毎日スプーン1杯ずつから、取り入れてみてはいかがでしょうか?

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