みかんは離乳食初期から果汁などを絞って薄めたり、果肉を潰して与えたりと利用できる果物ですが、いつまで薄皮を剥いてあげればいいのか、ちょっと気になりますよね。
実際のところ、みかんの薄皮って、いつ頃から食べさせていいのでしょうか。
今回は、みかんはいつから薄皮がOKとなるのか、ママさんたちの体験談などを交えながらみかんを薄皮ごと食べさせる時の注意点なども一緒にご紹介します。
離乳食 みかんの薄皮はいつからOK?
みかんが大好きで、オレンジ色の外側の皮ごとかぶりついて食べてしまいそうな勢い!なんて子もいますよね^^
では、実際、各ご家庭ではどうしているのかと言うと、結構、大きな差があるようです。例えば、一番目の子には、2歳3歳まで剥いてあげてたけど、2番めの子には1歳過ぎからうす皮付きのままであげてた、なんていうお母さんもいたりします。
1歳を過ぎて、食べ物をよく噛めるようなら、みかんをうす皮ごと食べても大丈夫。
一般的には、1歳半くらいからうす皮付きで食べているお子様が多いようです。
最初は横半分にカットするなどして少量からあげてみましょう。
みかんを薄皮ごと食べさせる時は、ここに注意!
みかんの薄皮というのは、ものによっては分厚いものもありますよね。
品種などにもよりますが、一般的にみかんはシーズン初旬は薄皮も薄くて食べやすいのですが、時期が終わりに近づくにつれ、薄皮が厚くなってきます。
こうした薄皮の厚みもものによっては全然違うので、あげるときは注意しましょう。
薄皮付きでみかんをあげたら、うす皮が喉に引っかかって大変だったという経験をお持ちのお母さんもいますので、しっかり噛んでいるか見てあげてくださいね。
また、消化されているかどうか、ウンチの様子も注意して見てみるといいですね。
りんごと違って柑橘系の果物はウンチがゆるくなるものが多いので、下痢しやすい子の場合は、少量ずつ、様子を見ながらにしましょう。
みかんの皮の栄養成分は?便秘への効果は?
みかんにはビタミンC、ビタミンPにβカロチン、ガン抑制効果の高いクリプトキサンチン、クエン酸などが豊富に含まれており、美肌や便秘に効果もある優れもの。
お子様は、もちろん、ママも積極的に食べたいフルーツですね。
便秘に効果があるというのは、みかんのうす皮や白いスジに含まれるペクチンによるものです。
これは水溶性食物繊維で、腸の水分を調節する働きを持っています。
身の部分にもペクチンは含まれていますが、うす皮やスジごと食べると、うす皮を剥いて食べるのの4倍の量を摂取できるのだそうです。
小さなお子さんの便秘に悩んでいる場合は、薬などを試す前に、みかんを食べさせてあげてみてはいかがでしょうか。
離乳食の初期や中期の赤ちゃんには、果汁やすりつぶした実を少しずつあげるだけでも便秘解消効果があるそうです。
みかんにはビタミンP(ヘスペリジン)も豊富です。
これはビタミンCを守ったり、毛細血管を強くする働きがあり、アレルギーに強くなるという栄養素。
大人であれば、コレステロール低下や冷え性改善、血圧を下げる効果もあるのです。
これは、是非親子揃って、うす皮ごと、栄養丸ごと食べたいですね。
うちの子が小さいころは、教えもしないのに、見よう見まねで器用に薄皮の上からしゃぶりついて、実だけ吸い出すという器用な食べ方をして(当時、私もそういう食べ方をしていました^^)、いつ頃からか気づいたら薄皮のまま食べるようになっていました。
まとめ
初めて薄皮ごとみかんを食べさせる場合は、横半分や輪切りにしてあげてからだと、うす皮も喉に引っかかりにくく、食べやすくなります。まずは少量ずつから試してみるといいですね。
みかんは、その実だけでもたくさんの栄養効果がありますが、うす皮やあの白いスジも栄養価が高いんですね。
ただ、食感や消化の問題もあるので、お子様が小さいうちは無理をせず、適度に、がいいですね^^
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