部下からのお歳暮へのお礼 お礼状の文例 お礼状でお断りするには?

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一年間の感謝の気持ちを込めて送り、送られるお歳暮。

ご主人の部下からお歳暮が届いたら、ただもらいっぱなしじゃ悪いし、部下にお返しをするのも変な気がするし、上司としてスマートな対応ってどうすればいいの?

 

ご主人に恥をかかせるようなことになってはいけないし、人と人とのおつきあい、なかなか判断が難しく、お返しやお礼ってどうしたらいい?と悩んでしまいますね。

一般的には、みなさん部下からのお歳暮に対してどのようなお礼をしているのでしょうか。以下でご紹介致します。

部下からのお歳暮 お返しはどうする?

「一年間お世話になり、ありがとうございました」という気持ちのこもったお歳暮を部下からもらったら、基本的にお返しは不要。

ただし、お品物を頂戴しているので、お礼状を出すのが通常のマナーです。

部下との間柄でも、大会社でほとんど関わりのないような部下と、小規模の数人の部下のひとり、となれば対応も変わります。

日々顔を合わせるような部下であれば、お礼状などのかしこまった方法ではなく、直接なり、電話やメールで「ありがとう」とお礼を言うのが良いでしょう。

部下の方でも送ったあと、届いたかどうか知りたい、でも上司に届きましたか?なんて聞けないので、ひとこと「届いたよ、ありがとう」などと言葉を掛けてもらえば、安心します。

お歳暮のお礼状の文例、部下への場合

ご主人あてのお歳暮で、奥様が御礼状を書かなくてはいけない場合、内容はどのようにしたらよいでしょうか?

【例文1】ご主人宛てのお歳暮で奥様がお礼状を書く場合

拝啓 □□様にはおかれましては、ご健勝のこととお喜び申し上げます。さて、この度はお歳暮を(結構なお品を)頂戴しまして、有難うございました。
お心遣い(お気遣い)頂き、恐縮(感謝)しております。
奥様にもくれぐれもよろしくお伝え下さい。寒さ厳しき折、(時節柄)、くれぐれもご自愛いただきますようお祈り申し上げます。
かしこ○○ ○○  内

女性であれば、「かしこ」とし、代理である妻が書いた、という意味で、ご主人の名前の横に「内」と記します。

【例文2】ご主人宛てのお歳暮で奥様がお礼状を書く場合

また、少々の面識があり、そこまでかしこまったお礼状でなくても良い場合は

この度は、お気遣いを頂戴してありがとうございました。
美味しい○○、家族全員で美味しく頂き、主人も喜んでおりました。
奥様にもどうぞよろしくお伝え下さい。年末のお忙しい時期ですが、ご家族皆様くれぐれもお体に気をつけてお過ごしください。
取り急ぎ、お礼まで○○ ○○

どのような間柄でも、相手の気持ちを考えて、お礼状はなるべく早く出しましょう。

お歳暮のお礼状でお断りする場合の文例は?

部下からお歳暮をもらったものの、ご主人が人事部でのお勤めだった場合など、立場上もらうことが好ましくない場合などもあります。

そうした場合は、その事情をお話して、開封せず、もしくは包み直してお返しするということも場合によっては必要になってくるかもしれません。

そういった場合でも、相手の行為に対して、お心遣いには感謝しますが、ご遠慮させて頂く、などの内容をお手紙にして丁重にお断りしたいですね。

上記のような極端な例はともかくとして、
では、それほど付き合いのない部下からお歳暮が届き、頂く理由がわからず困惑してしまった、などの場合ではどうでしょう。

この場合は、届いたものと同額または、より高額なものをお返しして、
結構なお品など、喜びの言葉は添えず、「今後はその様なお心遣いはご放念下さい」とお礼状に書き添えることです。

今後のお歳暮をお断りする内容のお礼状例文

拝啓 □□様にはおかれましては、ご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、この度はお歳暮をお送りいただきまして、有難うございます。恐縮しております。
□□様のご好意に有り難く感謝申し上げますが、どうぞ今後はこのようなお心遣いはご放念下さいませ。

寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛下さい。
敬具
○○ ○○

こうした場合も、送ってしまった部下は「失敗してしまったか、、、」など気に病んでいる可能性がありますので、機会があれば、ひとこと声「かえって悪かったね」などと声を掛けることで円滑な人間関係にもつながりますね。

まとめ

宅配便で送ることの多いお歳暮ですが、送る側の気持ち、送られる側の気持ちも様々です。

相手の状況をみながら、お礼の気持ちを伝えることは忘れずに、スマートな大人の対応を心がけたいですね。

 

 

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