トマトのリコピンって、よく聞きますよね。
でも、実際にどういったことに効果があるかご存知ですか?
今回は、トマトのリコピンについて、その効・効果、生食と加熱した場合、またはトマトジュース、どれが効率がいいのか、などについてご紹介します。
トマトのリコピンの効果・効用
トマトといえばリコピンというくらいお馴染みに感じますが、では、リコピンがどうして身体にいいのかご存知ですか?
女性として嬉しいリコピンの効果に抗酸化作用があります。
トマトの赤い色、あれはカロチノイドという色素で、緑黄色野菜に多く含まれています。
リコピンというのは、このカロチノイドの一種なのです。
美肌効果
老化防止
美白効果
ダイエット効果
などの他、がん予防などにも効果があると言われています。
あの、トマトの赤い色に抗酸化作用があるんですね。
トマトのリコピン、ケチャップやトマトジュースでは?
トマトのリコピンが身体にいいのはわかったけど、トマトを生で食べるのと、ケチャップやトマトジュースなんかで摂るのはどっちがいいのでしょうか?
まず、スーパーに並ぶ普通のトマトと、ケチャップなどに使われる加工用のトマトでは栽培の方法が異なります。
普通にスーパーで売られているトマトは、一年中ビニールハウスなどで育てられます。
一方、加工用のトマトというのは、トマトの旬である夏に露地植えで、太陽の光をガンガンと浴びて育ち、収穫されたもの。
やはり旬の時期に収穫するものは栄養価も高いのです。
今は、一年中スーパーであらゆる野菜を目にしますが、やはりその季節の旬の野菜を食べることって大事ですよね。
こうした加工用のトマトは旬の時期に収穫して新鮮なうちに加工することで、リコピンも効率よく摂ることができるわけです。
一方市場に出回る生のトマトというのは、流通するだけでも数日経過して、その間にも栄養価が落ちることは否めません。
リコピンは生、加熱、どっちがいいの?
なんとなく、生のリコピンの方が身体に良さそうな感じがしますが、実はリコピンは熱に強いので、加熱して凝縮した方が摂取効率も良いのです。
生のトマトであれば2~3個(500g)、プチトマトなら17個程度(250g)、もしくは、ケチャップであれば大さじ四杯ほど。
これで1日に必要な量のリコピン、約15mgを摂取できるのだそうです。
生のトマト2~3個を毎日というと大変そうですが、大さじ4杯のケチャップなら、なんとなく摂れそうな気がしますよね。
トマトジュースであれば、あの小さい缶、1缶で良いのだそうです。
元々加工用のトマトのほうがリコピンを多く含んでいて、さらにそれを加熱して凝縮したり、ジュース状に加工することで、よりよくリコピンを吸収ようになるんですね。
まとめ
トマトのリコピンは、身体にダメージを与えると言われている活性酸素を除去してくれる強い味方である抗酸化作用が高く、美肌、老化防止、生活習慣病予防にも効果があるとのこと。
免疫力を高め、がん予防の効果もあると聞いたら、食べない理由が無いくらいです。
真夏の強い紫外線で受けた肌へのダメージにも効果的です。
シワ・シミ・たるみが気になるなら、リコピンを毎日摂りたいですね。
リコピンは、脂溶性のため、油との相性も抜群。
油と一緒に摂取することで、吸収も良くなります。
トマトジュースにアマニオイルやエゴマ油などの油をスプーン1杯加えて飲めば、さらに健康効果が期待できそうですね。
ただし、こうしたオイルは酸化しやすいので、入れたらすぐに飲みましょう。
夏バテ予防にもオススメです♪
【関連記事】
コメント