子供のお腹の風邪、食事はどうしたらいいの?

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子供が風邪を引く、よくあることですが、お腹の風邪は食事もできず、見ている親も辛いものですよね。
我が子も小さい頃はよくお腹の風邪を引いてました。保育園とか行くようになると、しょっちゅうですよね。

大人の考えでは、病気の時にはしっかり食べて栄養をとらなくっちゃ!などと考えがちですが、お子様のお腹の風邪の場合には、どうしたらいいのでしょうか?

小さなお子様は、まだはっきりお話ができなかったり、意思表示もわかりづらかったりすることもあり、お母さんの不安ばかりが募ってしまうもの。

もちろん、まずは小児科で診てもらうことが一番ですが、
今日はお腹の風邪を引いた時の自宅での過ごし方について、我が家の経験も踏まえつつ、ご紹介したいと思います。

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子供がお腹の風邪、食事はどうしたらいいの?

先生は消化のいいもの、油っこいものは避けてって言ったけど、どんなものがいいのかな?

 

低脂質で低刺激

やはりお腹の調子が悪い時はお粥がおすすめ。
食べられない時は、重湯(おかゆの水分のみ)でも美味しいものです。

 

油っこいものと言っても、いろいろあります。

コロッケとかフライものがNGなのは当然ですが、最近の菓子パンなどはかなり脂分が多いものもありますので、注意しましょう。

 

もしパンを食べたがるようなら、ジャムパンや、脂質の低い蒸しパンなどが良いでしょう。蒸しパンも種類によってはかなり脂質の高いものがあるので、パッケージの裏面のカロリー表示欄の脂質のところを見ます。

市販のものでも、脂質が10%以下程度なら問題ないでしょう。
脂質が20~30%となると、かなり脂分が多いので、こいったものは避けたほうが良いでしょう。

 

できれば、手作りのリンゴジャムなどだとさらに安心ですね。
りんごには整腸作用があり、お腹にやさしいので、下痢の時でも大丈夫ですが、なるべくすりおろして、最初は果汁だけ、これも少量ずつ、様子をみながらあげましょう。

すりおろしたものでも、水のような下痢の時には刺激になってしまいます。

 

水分が大事

やはり一番消化が良く、身体にいいのはお粥です。
最初はかなり水分を多めにして、水のようなお粥を温かくして。

 

脱水にならないように、適度な塩分も必要です。
少しの味噌とか塩、吐き気がなければ梅などで味をつけると良いでしょう。

量を食べさせると胃腸の負担になりますので、すこしずつ、が大切です。

 

飲む点滴と言われる甘酒も、ノンアルコールのものがありますので、嫌いでなければ塩を少し入れてあげても良いでしょう。

水分については、イオン飲料を飲むところですが、子供さんには甘すぎるので、子供用のイオン飲料をそのまま、もしくは少し薄めても良いでしょう。

その他、水分はお茶などでも十分なので、とにかく少量ずつをこまめに飲ませてあげるのがいちばんです。

 

水のような下痢の時は、重湯やすりおろしたりんごの果汁や、お茶、幼児用のイオン飲料などで、主に水分を補給しましょう。

 

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子供がお腹の風邪、食事は食べないと治らない?

大人であれば、病院に行って「あなたはお腹の風邪です」って言われたら、あまり食べずに、水分をとって寝て身体を休めるなどと判断ができますよね。

でも、子供はそれがわからないので、ちょっと症状が良くなると、与えたものをサラッと食べてしまうこともあるでしょう。

 

でも、お腹の風邪は内臓がダメージを受けているので、そう簡単には治りません。

出されたものを無理に食べたものの、また下痢をしたり吐いてしまったり。

1日、2日は食べなくても、水分がしっかり摂れていれば大丈夫です。

水のような下痢の時に、普通の食事を胃腸に入れるとなお一層、胃腸を荒らしてしまいます。

お腹の風邪になったら、とにかくこまめな水分補給を心がけるのが一番です。

食べられないなら、それでも大丈夫。

 

普段は、炭水化物にタンパク質、野菜でビタミン類をなどとバランスを考えますが、こういった症状があるときには肉などの脂っこいもの、繊維の多い野菜などはかえって胃腸を刺激するので無理に食べる必要はないのです。

 

胃腸が休みたがっているのです。
休んで回復したがっているのです。

 

水分も、なるべく常温からぬるめのものを少しずつあげましょう。
これも、冷たかったりがぶ飲みなどすれば、胃腸に刺激を与えることになります。

また、吐き気のある時は、酸っぱいものは吐き気を増幅させますので、避けましょう。

 

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子供のお腹の風邪、食事はいつから元にもどせる?

お腹の風邪は結構長引くことが多いです。1週間から2週間などかかる場合もあるので、主治医と相談しながら、家庭では静かに身体を休めるように工夫しましょう。

 

内臓の回復は目に見えないので、ゆっくりと様子を見ながら徐々に食事を戻していきます。

目安としては、便の状態に合わせて柔らかさを調節すると良いです。

 

・水の様な下痢の時は、水分のみ(重湯など)
・少し泥状になってきたら、お粥などのドロッとした状態のもの、
・軟便になってきたら、少し柔らかめのもの、といったように、お腹の調子を便で判断して食事もゆっくり焦らずに合わせて行きましょう。

 

もし、硬さを戻すのが早い場合は、再びお腹の調子が悪くなりますので、その時は、またもう少し柔らかいお粥に戻してみましょう。

お腹の調子が治ったら、その期間摂れなかった栄養分をたっぷり愛情のこもった手料理でしっかり食べてもらいましょう^^

 

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さいごに

お腹の具合が悪い時は、食欲も湧かないものです。

親としては、つい心配して無理にでも食べさせて体力をつけないと、などと思ってしまいがちですが、調子の悪い時は身体が欲しがらないものです。
まして、無理に食べても胃腸にさらに負担がかかり、悪化させるだけです。

 

無理に食べさせることよりも、水分が取れているか、顔色はどうか、便の様子はどうか、熱はないか?など、体調の変化を見守ってケアしてあげましょう。

 

腹巻きなどをして、お腹を温めてあげるのも良い方法です。

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